4月の尿道炎 06-6621-7010 〒545-6022 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス22階 診療時間(※予約制):【午前】月~土/9:00~12:30 【午後】月~水・金/4:30~7:30 木曜は隔週、土曜は午後1時まで休診日:木曜午後・土曜午後、日曜・祝日
2018年4月に新たに尿道炎で来院された21例の男性患者さんを集計してみました。淋菌性尿道炎3例、クラミジア性尿道炎9例、両方の合併例1例、何れでも無い非クラミジア性非淋菌性尿道炎8例でした。最後の非クラミジア性非淋菌性尿道炎はクラミジア性尿道炎に使う薬が有効です。4例の尿道分泌物から検出された淋菌にはいずれも経口抗生剤であるセファロスポリン系抗生剤の4種類、アジスロマイシン、ドキシサイクリンに感受性があり有用であるという結果でした。クラミジアの合併の無かった3例は感受性のあったトミロンの服薬で尿所見、自覚症状共に正常化しました。それぞれ大和高田市、藤井寺市、西成区の患者さんで地域による特異性は無いと思われますが、点滴の注射薬は必要ありませんでした。トミロンは淋菌性尿道炎に適応がある飲み薬ですが、あまり使われることが無いため淋菌が薬剤抵抗性を獲得していないのでは無いかと考えられます。男性の尿道炎はほとんどが性感染症です。口腔性交で感染する場合が多いので注意して下さい。21例の患者さんは阿倍野区、西成区と奈良県からそれぞれ3例、天王寺区、富田林市から2例、残りは生野区や堺市、八尾市などから各1例来院されていました。
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住所 〒545-6022 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス22階
診療時間 【午前】月~土/9:00~12:30 【午後】月~水・金/4:30~7:30 ※予約制
休診日 木曜午後・土曜午後、日曜・祝日