全自動尿中有形成分分析装置UF-1500

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全自動尿中有形成分分析装置UF-1500

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2023/04/05 全自動尿中有形成分分析装置UF-1500

シスメックス社の全自動尿中有形成分分析装置UF-1500を導入しました。
これまでは、検尿コップの尿をスピッツというプラスチック製の容器に移し替え遠心分離機で5分間遠心し、上澄みを捨てスピッツの底に沈んだ沈渣をスライドガラスに1滴垂らして、それを顕微鏡で観察するという手順を踏んで検尿をしていました。
このたび導入した全自動尿中有形成分分析装置UF-1500では、検尿コップの尿を直接機械が吸い取り、尿中の赤血球数、白血球数、上皮細胞数などを約75秒で測定し、約40秒でプリントした報告書が出るものです。
膀胱炎、尿道炎などの感染症の場合には従来通りの尿沈渣を顕微鏡で観察する必要がありますが、感染症のない場合には検査のための時間が大幅に短縮され、診察の待ち時間の短縮にもつながると考えています。
画像の左側に見えている灰色の大きめの機械が全自動尿中有形成分分析装置UF-1500です。その向こう側に見えている機械が尿沈渣を作るための遠心分離機です。