過活動膀胱

尿失禁は社会生活を大きく障害する症状ですが、
失禁に至らなくても頻尿(おしっこの回数が多い)と尿意切迫感(我慢できないほど強い尿意が急に起こること)は日常生活を煩わされるやっかいな症状です。
バス旅行、長時間のドライブ、映画鑑賞などは自然に敬遠する事になります。
このため尿失禁があってもなくても頻尿と尿意切迫感の 2 つの症状があれば、
過活動膀胱という診断名を付けて治療が行われるようになっています。
症状から付ける診断ですので、必ずしなければならない検査などはありませんが、
膀胱炎尿道炎・膀胱がんなどの様に疾患そのものによる症状である場合には治療法も違ってきますので除外されます。
わが国では 800 万人の方がこのような症状で悩んでおられると言われています。


治療法
飲み薬が良く効きます。
過活動膀胱に良く使われる薬は抗コリン剤とベータアドレナリン作動薬です。

  • 抗コリン剤
    デトルシトール、トビエース
    ベシケア、
    ステーブラ、
    ネオキシテープ(貼付剤)
  • ベータアドレナリン作動薬
    ベタニス
    「口の渇き」、「便秘」、「おしっこが出にくくなる」等の副作用が起こることがあります。また、緑内障、腸閉塞、高度の心臓や肝臓の疾患のある方には使用できません。